- 電気工事士の実技試験当日の準備するもの
- 電気工事士の実技試験当日の流れ
この記事の目次
実技試験当日に準備するもの
電気工事士の実技試験当日は工具以外にも受験票や、筆記用具などいろいろ準備するものがあります。
それでは、準備するものを見ていきましょう。
工具類
一番必要なのはなんといっても工具類です。工具は持参ですので、自分で準備する必要があります。
工具で必要なものは次に上げたものです。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- 圧着ペンチ
- 電工ペンチ
- ケーブルカッタ
- 電工ナイフ
- (ケーブルストリッパ)
- (ペンチ)
かっこを付けたのは無くても行けますが、ケーブルストリッパは時間の短縮になるのであった方がいいと思います。
受験票
受験票はいわずもがな忘れられないものの一つです。
しかし、万が一忘れた際は、受験票はなくても身分証をもっていけば試験会場でも再発行できます。
筆記用具
筆記用具は実技試験では単線結線図を書くためだけに使用しますので、シャープペンシルのみあれば十分です。
色鉛筆、色ボールペン、蛍光ペン、マジック等、定規を使用することも可能になっていますので、カラーで単線結線図を書きたい方は色ボールペンなどもっていった方がいいでしょう。
時計
電気工事士の実技試験は単線結線図を書いて、回路の組立までを1時間で終わらせなければなりません。
時間は結構ギリギリの設定になっていますので、時計は持って行った方がいいでしょう。
試験当日の流れ
試験当日はどういう流れで進むのか確認していきましょう。
流れをあらかじめ知っていれば余裕を持って試験に臨むことができます。
10:00 試験会場入場開始
時間ははっきりと決まっていませんでしたが、私が受験したときは会場に入場禁止になる時間の1時間前である10時から試験会場に入って待機することができました。
10:50 入場完了
入場を材料配布の10分前までに終わらせます。
席に受験番号が記載されていますので、自分の番号を探して着席しましょう。
席の配置はだいたい下のような感じでしたが、試験会場や年によっても違うようです。
横の人の配線図を見ようと思えばみれますが、カンニングはしちゃダメですよ。
11:00 問題と材料の配布
試験開始前の30分前に問題と材料が配布されます。実際に私が試験を受けたときの机の上は次のような配置でした。
下には机を傷つけないように台紙が敷いてあり、問題文と材料がその上に後から配布されます。
この時に問題に記載されている材料を見たらある程度どんな問題か予想できますので、よく読んでどんな単線結線図になるかイメージしておくとスムーズに問題を進められます。
11:10 材料確認
中に入っている材料が問題文に書いている材料と合っているか箱を開けて10分ほどで確認します。
この時にケーブルを伸ばしておくとスムーズに問題に進めることができるでしょう。
11:30 試験開始
材料確認が終わってしばらくしたら試験開始です。
試験の時間配分は次のようなのが王道でしょう。
- 複線図の記述(10分)
- 作品作成(40分)
- 最終確認(10分)
時間は結構ギリギリですので、時間配分を意識して解くことが大切です。
12:30 試験終了
1時間で実技試験は終了で、終了したらすぐに工具を置きましょう。
配線などの片づけは試験終了後に行う時間が与えられますので、試験時間内に片づけておく必要はありません。
さいごに
第1種電気工事士試験当日の日程について、理解できましたでしょうか。
日程をザックりイメージしているだけでも試験当日に気持ちの余裕が出てきますので、あらかじめ確認しておくのをおすすめします。
この記事を電気工事士実技試験合格の助けにしてくれたら幸いです!